2005年08月11日

ケータイ刑事銭形愛「走れ、五代!〜銭形愛誘拐事件〜」




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前にも書いたけど、ケータイ刑事シリーズの誘拐ネタって嫌い。愛が誘拐されてあちこち連れまわされるんだけど、愛が所々に残したヒントをことごとく曲解、しかも、日比谷と地面にはっきり書いてあるのを横にあった石をさんずいと思いこんで混浴とするみたいな、脚本家の自己満足でしかないつまらないネタ。これだと、五代は結局ただのバカにしか描かれてないし。
1回だけならまだしも、おんなじパターンで3回もやってるし、他にアイデア考えられないのかって感じ。

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2005年08月04日

ケータイ刑事銭形愛「相手が必ず死ぬ女〜お見合い殺人事件〜」




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シリーズ中、相棒刑事との間に恋愛感情っぽい描写があるのは四姉妹の中で愛だけ。あとは、泪1stの最終話にも少しそれっぽい雰囲気があるだけで、舞、零に至っては、五代は他の女に夢中と言う設定だし。(このへん、銭形の歳の差もあると思うけど)

お見合いに忍び込んで愛がメモった五代の行動記録がトリックを解く鍵の一つになるという展開がなかなか面白い。ただ、トリック自体はいまいち。だいたい、バスの天井から人間くらいの重さのものが落ちたらいくらなんでも気がつくよ。まあ、その辺の細かいとこは見ちゃいけないドラマなんでおいといて、五代の見合い相手が怪しいかどうか五代と口論をするシーンなど、愛の微妙な感情が垣間見れるなかなかの秀作です。

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2005年08月03日

ケータイ刑事銭形泪2nd アナザーストーリーシベリア超特急刑事「まりもクイーンVS女王卑弥呼〜邪馬台国を迎撃せよ!」



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なんでスリーナインみたいに空から蒸気機関車が降りてきて、泪に指令を与えるのかとかなんてことは考えるだけ無駄なので置いとこう。ていうか、ここまでやられるとむしろ気にならなくなるというか、どうせケータイ刑事だしみたいな感じで、そう思わせてしまうところがこのシリーズのすごいところかも。

とりあえず、泪の「食べられません、勝つまでは!」には笑った。なんで食べられないんだろうか。気づかない人もひょっとしているかもしれないので一応いっておくと、正しくは「欲しがりません、勝つまでは」です。それからこれも中高生くらいだともう分からないんだろうけど、「閣下のお言葉」の最後、”さよなら、さよなら、さよなら”は淀川長治の真似ですね。もちろん、閣下が水野晴夫だから。

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2005年07月27日

ケータイ刑事銭形泪2nd「相棒を射殺せよ!〜催眠術殺人事件」



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銭形泪セカンドシリーズ26話のうち次回からの4話は、番外編扱いの「シベリア超特急刑事」なので実質的に泪シリーズの最終話なんだけど、銭形愛の最終回や、泪のファーストシリーズの五代との最終話に比べるとかなり物足りなかったです。いまどき振り子でかける催眠術や、伝書鳩はいいとしてもその伝書鳩を公園でポップコーンをまいて見つけるところや、空砲のオチはまだ目をつぶろう。もうちょっとなんとかならなかったのかなぁとどうしても思ってしまう所が2ヶ所。

一つは、謎解き。謎解きがあの暗号解読、しかも小学生レベルの暗号解読だけっていうのがしょぼすぎ。あのしょぼさが、話全体をしょぼくしている感じ。こったトリックでなくてもいいから、そこそこの事件にして欲しかった。

もう一つが、高村との別れのシーン。今まで決して使わなかった高村のニックネーム「バーボンデカ」を泪が別れの言葉として口にするんだけど、それ自体はものすごくいいんだけど、高村に促されて言うって所が感動半減という感じ。やはりあそこは泪に自発的にいわせて、高村がハッとするという感じにしないと、「バーボンデカ」に込められた泪の気持ちが際立たないと思うんだけど。あるいは、その前のシーンの催眠術にかけられた高村が泪を撃とうとするところで、泪が「バーボンデカ!!」と叫んで高村が催眠術から醒めるとかね。そういう伏線があれば、あのラストでもいいような気がします。

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2005年07月21日

ケータイ刑事銭形愛「小学生検事VS銭形愛〜文芸評論家殺人事件〜」




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銭形姉妹の警視総監の孫ってのもありえないけど、小学生検事多摩川ドイルの法務大臣の孫ってのはもっとありえない感じ。そもそも、なぜ銭形姉妹が刑事をやってるのかと言う理由がシリーズ通してドラマ内では全く語られてないんだけど(警視総監の孫というのは人選の理由に過ぎない)、スケバン刑事の場合を参考にすると、確か警察の捜査が及ばない学園内で陰謀が進行しているからって理由だったと思う。これならまだ理由はわからないでもないんだけど、小学生に検事をやらせる理由が思いつかないんだよね。

まあこのへんは突っ込んじゃいけないところなんでこれくらいにしといて、この話の中で、愛は淀川ランポのファンということが判明します。次女の泪はシャーロキアンだし、銭形姉妹は推理小説マニアの姉妹なんだろうか。

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2005年07月20日

ケータイ刑事銭形泪2nd「殺しを語る肖像画〜軽井沢夫人殺人事件」



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前回のを超くだらないと書いたけど、こっちの方がもっとくだらなかった。くだらない小ネタが多すぎ。ロケ地軽井沢(実際は昭和記念公園)や、おじいちゃまのヘリのピアノ線あたりで止めておけばいいのに。トリックもイマイチ。脚本は、泪2ndの第10話、推理小説家の回の中山智博だけど、この人のトリック、零のセカンドシリーズ12話の電磁石もそうだけど、結構乱暴と言うか詰めが甘いというか。くだらない小ネタが多いせいで粗が余計目立ってる感じです。

あと、突っ込みついでに突っ込んでおくと、港区と軽井沢間は夜中だと片道5時間もかかりません。軽井沢のどこかにもよるけど、たとえば軽井沢駅とかだったら3時間くらいで行っちゃうんじゃないかな。

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2005年07月19日

ケータイ刑事銭形泪2nd「赤坂の中心で、愛を叫ぶ!〜時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」補足



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この前超くだらないと書いたけど、良く考えてみると、この話っていわゆるアームチェアディテクティブ物(安楽椅子探偵物)になるんですね。ふつうアームチェアディテクティブといっても、映画やドラマにする場合は、話に合わせて現場の映像などをつけるんだけど、この話の場合、おそらく予算節約がアームチェアディテクティブにした動機だろうからそれが出来ない。そこで、ホワイトボードに絵を書いたり、それでも間が持たないから細かいネタを入れてごまかしてるんじゃないだろうか。

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2005年07月14日

ケータイ刑事銭形愛「五代刑事、人生最悪のバースデー〜なぞなぞ爆弾事件〜」




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前にも書いたけど、ケータイ刑事シリーズで爆弾ネタの話は3つあります。愛のこの回と泪1stの第10話「爆弾魔からの挑戦状〜手錠は爆弾を結ぶ]、泪2ndの第13話「さよなら、柴田さん〜無差別爆破事件」の3作です。このうち泪1stの第10話はクイズを解きながら犯人に迫っていくという、全くのこの回の焼き直しなんだけど、不幸なことにこの焼きなおしバージョンを先に見てしまったので、逆にオリジナルの方は全然新鮮さを感じませんでした。てか、ルームランナー誰か代わってやれよと思わず突っ込みたくなったりして。その辺、後で作った方が改善されているという気もしますが、あとはクライマックスがワンパターン(イチカバチかでコードを切るところ)なのをなんとかして欲しいんだけど。

ところで、五代の机には歴代の「相棒」の写真が貼ってあって、そこに愛との写真も加わるというエンディングだけど、その後、舞、泪、零の写真も貼ったんだろうかとふと気になったりして。

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2005年07月13日

ケータイ刑事銭形泪2nd「赤坂の中心で、愛を叫ぶ!〜時効直前!赤坂超美人ホステス殺人事件」



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うーむ。超くだらない。前回がいい出来だっただけに、ギャップが大きいなぁ。てか、こんなにくだらないのを超真面目に演じているところに感心しちゃいます。

ところで、今回会議室から1歩も出てないし、泪、高村、柴田の3人以外は写真でしか出てこないから実質レギュラーの3人しか出てないしで、かなり低予算で作ってそうですね。写真で出てくる容疑者もスタッフばかりだし。ただ、共犯者の行定ヘンリーの写真って、映画監督の行定勲ですよね。何で行定監督なんだろうと思ったら、良く考えたら映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の監督だからですね。僕もこれを書いてて気づいたくらいだから、このネタに気づいてない人は山ほどいるはず。

ネタといえば、なぜか会議室に掛かっているハト時計。ハトの代わりにパトカーが出てきますが、これ前回の怪し屋星丸の家に掛かっていたハト時計と同じ物ですね。とおもって、前回の分を見直してみたら、前回はハトの代わりに落語やってる人が出てきてました。うーんこんな細かいネタ気づかなかった。

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2005年07月07日

ケータイ刑事銭形愛「どすこい!フンドシ湯けむり殺人事件」



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なぜか好きなんですよねー。この話。公式ページの掲示板だったかで、やっぱりこの話が好きって人が何人かいて、あぁ自分だけじゃないんだと思った記憶があります。タイトルみて想像する通り、話は結構くだらないんだけど、犯人の芋酔館女将役の中島ひろ子の演技が良いせいでしょうか。くだらない話を真面目に演じるという、ケータイ刑事シリーズの基本姿勢が確立したのがこの頃という感じですね。

ところで、銭形愛では放送されたものとDVDに入っているものとで、BGMが差し替えられていますが、この回ではそれで小ネタが一個台無しになってます。冒頭の、五代と柴田が卓球をしていて、五代が「卓球ってのは、ワンフォーオール、オールフォアワンなんだよ」と叫んでいると、ケータイ電話が鳴る場面で、そのケータイの着メロがテレビ版では「ヒーロー」なんですよね。これはもちろん、五代役の山下真司のスクールウォーズに引っ掛けてるんだけど、DVD版では普通の着信音になっていて、ネタが分からなくなってしまっています。

それからその電話の相手が、畑の真中で道に迷った愛ですが、そのバックに流れているBGMがDVD版では、極寒の地を旅する紀行番組っぽい音楽だけど、テレビバンでは「北の国から」になってます。ただ、こっちに関しては、僕はDVD版の音楽の方が道に迷って今にも凍えそうな雰囲気がでてていいと思うんですが。

ところでこの話、銭形愛で唯一の地方ロケ作品ですが、この前の冬に実際行ってみました。詳しくは記事を分けてそのうち書こうと思いますが、一つだけトリビアネタを。風呂場のシーンはパルコール嬬恋スキーリゾートのすぐ近くの湖畔の湯という日帰り温泉で撮影されていますが、実はそこのお湯は無色透明なのです。つまり、ドラマ中ではプールの水を入れたインチキ状態が、本当は本来のこの温泉の姿なのです。

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2005年07月06日

ケータイ刑事銭形泪2nd「よっ、座布団一枚!〜人気落語家殺人事件」



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これはいい!見る前までは、泪のコスプレだけが見所みたいな話なのかと思ってたら、脚本もちゃんとしてるし、演出も面白い。最後には泪もわからなかったどんでん返しの真相があるし。まあ、ウラリリトマス試験紙には苦笑だけど。

特に面白いとおもったのは楽屋での事情聴取のシーン。泪と高村と星丸の3人が楽屋の鏡に写った姿を映している所がありますが、なんでこういう撮り方をしたんだろうと考えてみたら、こういう撮り方をすると3人、つまり取調べを受けてる星丸、追求している泪、それを横で聞いている高村の表情を同時に正面から映せるんですね。泪は星丸が犯人だと確信しているから、厳しい表情で星丸を見据えているけど、高村は星丸は犯人じゃないと思っててしかもファンだから星丸の話を楽しんで聞いている。この表情の違いがはっきり分かるように演出されています。
これは、泪と高村が舞台の袖で星丸の落語を聞いてるシーンもそうで、星丸を睨み付けている泪の横で、高村は落語のネタで笑ってる。それがカメラがだんだん泪にズームしていくと、星丸の声も小さくなってBGMに埋もれてしまう。こうやって泪が星丸のアリバイのトリックを見破ろうと集中していることを表現してます。

前から、ケータイ刑事って作品によっては下手な2時間サスペンスドラマより出来がいいと思ってたけど、この作品くらいちゃんと作っていると、老若男女問わず楽しめると思います。

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2005年06月30日

ケータイ刑事銭形愛「カメラは見ていたワンシーン・ノーカット〜BS-i連続殺人事件〜」



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ケータイ刑事の歴史に残る、伝説のワンシーンノーカットの回。なんでも、予算がなくなってロケ地を減らす(=予算がかからない)ために考えたのがきっかけだそうです。昔、ウルトラセブンで、着ぐるみを作る予算が足りなくなって怪獣の出てこない話を作り、その中から「盗まれたウルトラアイ」や「第四惑星の悪夢」といった名作が生まれたいうエピソードを彷彿とさせます。ああ、そうか。予算に頼れないからアイデアで勝負するというところは、ケータイ刑事シリーズにもあてはまりますね。その辺が、僕がこのシリーズにひかれるところなのかも。
 
といいつつ、この話に対する一般的な評価に物申したいんだけど、ドラマとしてみた場合この手法が最適な演出だったのかは疑問。もしかしたらこれはワンシーンノーカットとは別の問題なのかもしれないけど、全体的にドタバタしていて落ち着きがないというか、雑然とした印象が強くてストーリーの内容自体をじっくり楽しめない感じがします。確かに実験的で面白いことをやっているとは思うけど、面白い映像じゃんで終わってる感じ。その辺がさっき例えにあげたウルトラセブンの場合に及ばずという感じがします。

あと、BS-iなのに4:3で撮影してしまったために2年間の取材を没にされたというのが犯人の動機になってますが、これはありえない。なんでかっていうと、機材が全然違うから間違えようがないのです。

とかなんとかいえ、このワンシーン・ノーカットでケータイ刑事の評価が上がっただろうし、草刈正雄が高村刑事役の話が来た時にすでにケータイ刑事を見ていたというのも、ひょっとするとこの回につながってるかもしれないと考えると、歴史に残る話だと思います。

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2005年06月29日

ケータイ刑事銭形泪2nd「君の瞳はゲッツーコース!〜野球大会殺人事件」



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佐藤二朗の脚本作品。冒頭、佐藤二朗のナレーションで、「野球が好きだから、野球の話を書いた」とか言ってるけど、モキュにショートパンツのユニフォームを着せたいという動機の方が大きいにちがいない。何しろ、銭形姉妹の一員になりたい(銭形零2nd第8話)とか、秋山奈々とベットに入りたい(佐藤四姉妹)という動機で脚本かく人だから。とかいいつつ、結構好きです。佐藤二朗。

話の前半では泪の野球オンチぶりが炸裂。といっても、泪のトンデモ発言をギャグっぽいリアクションで受けるんじゃなくて比較的流して淡々と話を進めていくので、かえって泪の天然ぶりが際立ってる感じ。内容のアホくささにも関わらず、結構出来がいい作品と思います。

あと見てて気づいたんですがモキュの足、ひざ小僧の上あたりで色が変わってますね。恐らくスカートの裾の位置だと思うけど。本物の女子高生、てかモキュも本物の女子高生だけど、普通の女子高生の場合だと体育とかで太もものあたりももう少し焼けるんだろうから、あそこまではっきり色の差が出ないんじゃないかな。土方焼けならぬ、ケータイ刑事焼け?

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2005年06月23日

ケータイ刑事銭形愛「サンタが街にやってきた〜クリスマス誘拐事件〜」



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2ちゃんねるだったかで、この話をケータイ刑事シリーズの駄作の中にいれてる人がいたんだけど、なんでそういう評価になるのかわからない。僕はむしろ、ケータイ刑事シリーズの中で好きな話の一つです。予定調和というかステレオタイプなところもあるけど、僕は初めて見たとき、油断したせいもあるけどちょっとうるうるきちゃいました。確かにトリックらしいトリックは出てこないんだけど、犯人は薄々わかってもああいう結末になるとは想像しにくいと思うし、途中にダミーの犯人も出てくるし、ストーリー的には良く出来ている佳作です。

ところでシリーズ中、五代が銭形姉妹にむかって「君たちきょうだいは勘に頼りすぎる」というシーンが何回かありますが、少なくとも愛に限っていえば、愛の方が地道に捜査してる気がします。この話でも、五代は母親の再婚相手を最初から犯人と決め付けてたのに対して、愛は盗聴のテープを聞いて、当日家庭内でどういう会話がされていたかをチェックしてそこから解決のヒントを得ているし。

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2005年06月22日

ケータイ刑事銭形泪2nd「真夏の百物語〜怪談新耳袋殺人事件」



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前回に続いて、内輪でコラボ第2弾。しかも新耳袋の方は、後にモキュも出演しているから、今見ると面白い。これを撮影してた頃は、まさか1年後に自分が新耳袋の劇場版の主役をやるとは思ってなかっただろうなぁとかね。

ところでこの話でも、犯行に使われたスプレーを犯人にかけて、犯人を恐怖に陥れるという泪のやな奴(?)ぶりが発揮。ちゃんと調べたわけじゃないけど、犯人自身が使ったトリックを再現してみせて犯人を追い詰めるということをやるのは、4姉妹のうち泪だけじゃないだろうか。

あと、この回の犯人役は山中聡で、偶然先週の愛と続けての出演。ちなみにこの人、泪ではファーストシーズンの2話でも犯人役として出演しています。

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2005年06月16日

ケータイ刑事銭形愛「そんな執事に騙されて殺人事件」



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何度か書いているけど、丹羽多聞アンドリウの番組が再放送含め何本か放送されていて、出演者がかぶってるもんだから、変なタイミングで役者がかぶっておかしい。この回の二重橋博胤役の山中聡がこの前の「恋する日曜日」にも出てたので変な感じ。

で、本題に入るけど、この話の最大の謎はなぜ執事の猫屋佐助は、ミックステイストでうそをついてまでしてウニを食べさせないといけなかったんだろうか。あんな世間知らずなんだから、最初から肉じゃがとかさばの味噌煮を高級料理として食べさせてればよかったのに。

あと、一番頭のところで愛が公園のベンチに座って「まろやか」とつぶやいてますが、あれって、バナナ味マシュマロのことをいってるんだろうか。

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2005年06月15日

ケータイ刑事銭形泪2nd「ああ、さそり違い〜銭形泪誘拐事件!」



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これ、BS-iのドラマ「さそり」(やはり丹羽多聞アンドリウプロデュース)とのコラボというのは、すぐわかるんだけど、その「さそり」の方を見ていないのでどういうネタなのかよくわかりませんでした。

誘拐されたケータイ刑事を相棒の刑事がとんちんかんな推理で追うというのは、愛、舞にもある定番ネタなんだけど、僕ははっきり言ってこの定番ネタは嫌い。ケータイ刑事の魅力の一つは謎解きだと思うんだけど、それを否定してるような感じ。五代も高村も推理が間違ってても偶然正解に行きついてしまうから、結局失敗から学習する機会をなくし、いつまでも進歩がなくて、階級も上がらないんだな。

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2005年06月09日

ケータイ刑事銭形愛「大きな古時計の謎〜代議士殺人事件〜」



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脚本がいいですね。完全犯罪をもくろんだ犯人が、ジュニアが凶器と同じ大福を持って来てその場に居合せたことから、とっさにジュニアに罪をかぶせようとしたことで完全犯罪にほころびが生じてしまうという結構複雑な話を30分の中にうまくまとめられています。

今回改めて見て気づいたけど、殺される代議士の名前がスズキフネオで、これは鈴木ムネオのパロディ。秘書の田中あきらは田中真紀子なのかな?大きな古時計は物語の中にもはっきり出てくるように平井堅がカバーしてヒットさせたアメリカのフォークソング。ムネオハウス騒動は2002年の2月ごろ、「大きな古時計」のヒットは2002年の夏。この作品の本放送は2002年12月8日なので、その年の時事ネタパロディなんだけど、2年半も経過して今見るとパロディの部分は薄れてきますね。ただパロディはあくまでもおまけで、事件発生、捜査、謎解き、事件解決の基本を崩してないから、パロディ部分がわからなくなってきても楽しめる作りになってるというのは、これもたいした物。

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2005年06月08日

ケータイ刑事銭形泪2nd「BS初ミュージカル!!〜歌って踊って殺人事件(後編)」



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今回は、podcastの音声に、音楽を付けてみました。

うーん、後編はちょっと息切れって感じでしょうか。泪の「なーんか釈然としないのわたしだけ?」って、私も別の意味で釈然としません。途中に歌をいれつつ30分でまとめるには話がちょっと複雑だったかも。各エピソードのつながりがばらばらな感じがして、時間がないので無理やり詰め込んだという感じ。ただ、普段は登場人物が少なすぎてトリックはともかく犯人はこいつだというのが丸分かりなんですが、今回は登場人物が多いこともあって、結末はああなるとはわかりませんでした。前編の幽霊騒動のエピソードから、実は伊集院は死んでないのと、輝子があやしそうだというのは思ったんですが。前編の最初の、「ポップコーンがなまってポン踊り」の柴田の説明に、泪が「全然なまってないじゃん」と突っ込んだのが実は伏線だったというのは、勘ぐりすぎでしょうか?

あと細かいネタでは、なんといっても高村が「yes, mama ok?」と叫ぶところ。これはもちろん、鑑識の柴田役の金剛地武志のやっているバンドの名前です。あと、マニアルBOOKネタになりそうなのに載ってないんだけど、あれだけの人数が泪の網にかかったのってこの話だけじゃないでしょうか。

それから、途中高村が柴田に高村家は林一族の末裔、銭形家は丹羽一族の末裔と説明するんだけど、最後に高村家が林一族の末裔というのはうそと否定(といっても、明確には否定してないけど)します。でもこの時、銭形家が丹羽一族の末裔というのは実は否定されてないんですね。なんでそんな所が気にかかったかというと、シリーズ中によく出てくる”28”という数字が銭形家の秘密に関わるということをプロデューサーの丹羽多聞アンドリウがインタビューで答えてます。これに関して、どっかのWebで、「それは”28”をにわと読んで単にプロデューサー(つまり丹羽多聞)の名前ってだけじゃないか」という話を見たことがあるんですが、そうじゃなくて丹羽一族の”にわ”じゃないかとふと思いました。そういえば、零がタイムスリップした先も織田信長のところだし。

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2005年06月02日

ケータイ刑事銭形愛「歯で弾丸を受けとめる男〜ネタバレマジシャン殺人事件〜」


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この話に出てくる弾丸を歯で受けとめるマジック、この前テレビでやっていました。ナンチャラという伝説のマジシャンの伝説のマジックという触れ込みでしたが、タネを知っていて見てもなかなかわからないものですね。
テレビでやっていたというともう一つ、愛が五代にやって見せるトランプのどのカードを選ぶか当てて見せる手品、刑事コロンボのマジシャンが犯人の話でトリックに使われた手品と同じですね。コロンボが真似して見せるシーンがありましたが、もしかするとそのシーンのパロディだったのかも。
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