2011年02月05日

ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密 初日舞台挨拶

「ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密」の公開初日舞台挨拶を見てきました。

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今日の舞台挨拶は3回。池袋の初回上映後と2回目上映前、そして横浜でしたが、行ったのは池袋の2回。横浜は、池袋の2回目の上映を見ないか、逆に横浜の上映を見ないかしないと移動が間に合わないのと、そうやったとしてもそこまで時間をかけられないのであきらめました。

初回上映後の舞台挨拶は普通の進行で、映画についてとか、撮影時のエピソードなど。目新しい内容はなかったですが、一つ、大政絢ちゃんがケータイ刑事の銭形役は常に生足という暗黙のルールがあることを紹介していました。あと、岡本杏里ちゃんによると来週の銭形結の衣装が注目だとか。

2回目上映前の舞台挨拶は、マスコミの取材が入ってました。ここでは、恒例の「卒業式」。海(大政絢)、命(岡本あずさ)、結(岡本杏里)の3人が一挙に卒業ということで、多聞さんから「卒業証書」を受け取ってました。

大政絢ちゃんは多聞さんの番組東京少女「TOKYOかしましガールズ」でドラマデビューしたのが14歳の時で、昨日20歳になったということで、6年もたつのかとなんか感慨深かったです。

岡本杏里ちゃんも今回卒業してしまうということで、ということは銭形結は1クール13話で終わりってことですね。多聞さんは、杏里ちゃんがまだ小学6年生の頃から将来ケータイ刑事をやらせようと思ってたそうです。確かに以前から見てて銭形役がはまるだろうなと私も思ってたので、そう考えると13話で終えてしまうのはもったいないですね。事務所側の都合なのか、あるいは、多聞さんが異動した影響なのか。

さて、映画の方ですが、相変わらずの突っ込みどころ満載のケータイ刑事ワールドです。ただ、今回、最後、もっと言うと犯人がこれまでのケータイ刑事ではテレビシリーズを含めなかった感じなのでちょっとびっくりしました。ケータイ刑事を見なれてると、途中で犯人はわかってしまうのですが、でもそうだったらこうなるはずのこうはならないって所がびっくりです。(結末を知ってるので)そういう予想をしないで見れた2回目の方が純粋に楽しめた気がします。

銭形については、3人の中では絢ちゃんがダントツにいいですね。やはり海シリーズ3クール、命シリーズ1クール、結は撮影当時まだテレビシリーズはやってなかったという違いもあると思います。2年のブランクがあるとはいえ、3クールやってる絢ちゃんは銭形海役をつかみきってるという感じ。それを見てると、ますます結シリーズが1クールで終わりなのが惜しまれます。

あと、正直1作目の公開の時のような熱気はなかったと思います。それは私個人的な気持ちだけでなく、やはり周りの雰囲気を見てもそういう感じでした。まあ、1作目は初映画というファンの興奮があったと思いますが。それを抜きにしても、もともとケータイ刑事ファン向けに作っている映画ではあるのですが、それにしてもちょっとマンネリになってきたのかもしれません。

今回の3人の卒業で、雷を長女とする分家4姉妹が終わリました。次の9代目は別の家(たぶん警視総監の三男でしょうね)の長女という設定になるはずで、そこでどう変えていくのか、変えていかないのか。昔と状況が違うだけに正念場かもしれません。


ケータイ三姉妹、涙の卒業式!松崎しげるは父親のような気持ちに
http://news.walkerplus.com/2011/0205/14/
アイドルを抹消するという脅迫状を受け、3人のケータイ刑事が警護に当たる『ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦! パンドラの箱の秘密』の初日舞台挨拶が2月5日に行われ、出演者の大政絢、岡本あずさ、岡本杏理、松崎しげる、国広富之と安藤尋監督が登壇した。

女子中高生が難事件を解決するという斬新な設定を生かし、放送開始から8年余、今や刑事ドラマ界に確たる地位を築いた「ケータイ刑事」シリーズ。4年ぶり3度目の映画化となった本作に、大政絢は「ドラマシリーズよりもスケールアップした映画になっている」と語り、岡本あずさも「見どころは姉妹3人そろっての登場です」と答えた。松崎しげるとの名(迷?)コンビも懐かしい国広富之は、「今回は銭形3姉妹がそろい、それに加え、トミーとマツのずっこけ刑事が参加しました! しかも、モーニング娘。もそろい、3乗、4乗にテレビのバージョンより楽しんでもらえる」とコメント。安藤監督も「豪華な映画になっている」と本作を紹介した。小学校の頃から同シリーズを見ていたという岡本杏理は「すごく大好きな作品」と、出演を喜んだ。

この日は、ケータイ三姉妹のサプライズ卒業式が行われ、丹羽プロデューサーから卒業証書が手渡された。仕事のために郷里の北海道を離れ、東京で生活している大政は涙をこらえて、「あんまり話すと涙が出てきちゃう」とコメントを控え、本作がスクリーンデビューとなった岡本あずさは「寂しさや今まで楽しかった思い出がいっぱい頭にある。ケータイ刑事を糧に大きく成長できたら良いなと思っています」と、これからの精進を誓った。“できないとは言わない”がモットーの岡本杏理は「卒業はすごく寂しい。でも、3Dカメラで撮影したりと挑戦をたくさんさせていただいて、自分でもちょっとは成長できたのかなと思う」と、自身の成長を実感している様子。最後に松崎しげるは「今回の映画で楽しんでいただいて、『もう1回見たい!』と言う皆さんの声があれば、何回もシリーズになっていくと思います。その中では、ムードメーカーとなって頑張りたいと思ってますし、この3人(大政絢、岡本あずさ、岡本杏理)のお嬢さんたちのこれからの活躍を見守っていきたい」と、父親のような眼差しを向けた。【Movie Walker】


大政絢、『ケータイ刑事』シリーズ“卒業”に感動の涙(オリコン)
http://www.oricon.co.jp/news/movie/84531/full/

ケータイ刑事・大政絢ら美人3姉妹が感極まって涙! サプライズ卒業式に会場は温かい拍手(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0030143

大政絢&岡本あずさ、サプライズ卒業式に感涙!(映画.com)
http://eiga.com/news/20110205/5/

6代目の大政絢サプライズ卒業式に感涙(デイリースポーツ)
http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/02/05/0003786633.shtml

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2010年12月30日

舞台 ケータイ刑事銭形結「初恋は死の香り!〜愛はかげろうのように殺人事件

初日見てきました。内容はネタバレになるので今日のところはあまり触れません。

ただ、いつもと少しパターンが違っていてケータイ刑事にしては珍しくw最後の方まで結末がわかりません。劇中歌が減ったのは、岡本杏理ちゃんは歌は駄目なのかな?てか、主題歌聞く限りそうだけど。
客演(?)として石川梨華、日替わりのイケメン俳優のせいか、客層がカオスです。今日は昼、夜の部とも若い女性に挟まれました。あっ、あと昼の部には小林麻耶が来てましたね。
ラベル:ケータイ刑事
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2010年10月07日

8代目ケータイ刑事銭形結に岡本杏里

いまさらなんですが、知りました。12月4日からケータイ刑事が再開。8代目は銭形結(ゆい)、演じるのは岡本杏里。岡本杏里は先代の銭形命の前にやってた「恋とオシャレと男のコ」の時から、銭形に向いてるんじゃないかと思っていたので予想通り。

でも岡本杏里を使うなら銭形命から1年以上開いてるのが謎なんですが、スケジュールの都合でしょうか。ただそのおかげで16歳の銭形が登場です。過去のシリーズを見ても、ケータイ刑事は16歳の銭形でやるのが一番いいような気がします。

というのは、ケータイ刑事には子供の視点で見た大人の世界というコンセプトがあって、それが図らずも子供から大人への成長物語という側面を持つことになります。つまり、ケータイ刑事というのは実はヒロイン銭形某の成長物語でもあるんですね。そう考えると子供と大人の境目あたりの16歳というのがその変化が一番現れていい時期なのです。

1年間待ったのはスケジュール等の大人の都合なのか、それとも16歳になるまであえて待ったのか。校舎だとすると多聞さんやるなという感じです。

ちなみにいまさら知ったのは、NBBのかしゆかのPコートが青葉台学園のコートに似てるなと思ったのがきっかけでした。
ラベル:ケータイ刑事
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2009年07月20日

ケータイ刑事銭形愛最終回「さらば相棒 〜五代刑事殺人事件〜」

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BS-TBSで日曜の午前にやってるケータイ刑事の再放送、今日(19日)銭形愛の最終回が放送されましたが、この最終回は何度見ても見ごたえありますね。

五代が神無島署に転属でコンビ解消が決まったその日に、会社社長山上真司(*1)と間違われて誘拐されてしまう話です。

途中五代が遺体で発見されるところは、今となっては銭形舞シリーズ以降でも五代が出てくることで五代が生きていることがわかってしまっていますが、当時リアルタイムで見てた人はほんとにハラハラしたんじゃないかと思います。

また、一番の見せ場はやはり電話のシーン。五代と愛が、誘拐被害者山上真司とその娘七海(*2)として電話で話すんですが、双方犯人が側にいるので、お互い五代と愛であることに気づいていながらそれを言葉に出すことが出来ない。あくまで山上親子の振りをしながら心を通じ合わせる2人の表情が印象的です。

ケータイ刑事銭形シリーズの各シリーズの最終話は必ず相棒刑事との別れのシーンがありますが、この愛シリーズの五代と愛、泪1stシリーズの五代と泪、海1stシリーズの高村と海の別れが私の独断で選んだ3大傑作です。

*1 このネーミングはもちろん山下真司のもじり
*2 これ、今回始めて気づきましたが、多聞さんの娘さんの名前です
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2009年07月10日

歌だ!祭りだ!〜BS・TBSサマーパーティー in 赤坂BLITZ!ファン感謝祭歌謡祭〜

今日チケット発売とは知らんかった。警視席はすでに売り切れ。まあ、警部席で十分近いけど。

ちなみに銭形海の舞台の時には、大政絢ちゃんと草刈さんが目の前10cmのところまで接近して来たのはよい思い出。

歌だ!祭りだ!〜BS・TBSサマーパーティー in 赤坂BLITZ!ファン感謝祭歌謡祭〜
一部:サマーパーティーは危険な香り!〜赤坂BLITZ世界音楽祭殺人事件〜/二部:サマーパーティー

[出演]岡本あずさ / 松崎しげる / 大堀こういち / 小出早織 / 大政絢 / 岡本杏理 / 美脚連 他 ※スペシャルゲスト(予定)あり

公演日: 2009/8/27(木)
会場: 赤坂BLITZ
席種・料金 SS席(警視席)-8,000円/S席(警部席)-5,000円/A席(巡査席)-3,000円
【注意事項】当日、本物の警察手帳をお持ちの方は1000円キャッシュバック。


出演者の美脚連とは、多聞さんのブログによると

 美脚連とは、中江有里(女優)、江本純子(劇団毛皮族主催)、篠崎絵里子(脚本家)の美人脚本家3名によるユニットで美人脚本家連盟の略だ。

だそうです。スペシャルゲストは、過去の例では、脚本の林誠人さんとかそんな感じばかりなので、期待してません。(笑)

注意事項が笑えるんですけど。
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2009年07月07日

ケータイ刑事銭形命第1話 サックス刑事登場!〜セブンティーンクイーン殺人事件〜

岡本あずさの銭形、結構よかったと思います。このシリーズ期待ですね。さすが多聞さん。

最初の相棒がマツっていうのもよかったかも。4人いる相棒刑事の中ではマツが一番コメディ部分とシリアス部分のバランスがいい感じがします。

口上は既に発表されてたんですね。

命ながけりゃ恥多し
されど進むが人の道
人生いろいろあるけれど
命の盗人許せねえ
その名も人呼んでケータイ刑事銭形命
命の重みを感じなさい

台詞が一行多い、銭形零パターンですね。うーん。苦労の後が見える感じがします。
捕り物はストラップのハートが巨大化して犯人がその下敷きになって”命の重さを感じる”という新パターン。

宝積さん、いくらなんでも17歳はきついんじゃないかと思ってたら、最後に「とっくに30超えてますよね」と突っ込まれてましたね。役名の「森高沙織」は17歳つながり。被害者の都倉たかし=都倉俊一+三木たかし?森田トシの森田は森田公一?トシはだれだろ。

冒頭で「イケナイ恋」をサックスで吹くシーンは、「東京少女岡本あずさ」にもありました。
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2009年07月04日

響く、悪の鼓動

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いよいよ、ケータイ刑事の新シリーズ、銭形命が始まります。前作銭形海から1年3ヶ月ぶりなんですよね。早いなぁ。去年の夏はケータイ刑事がなかったということですからね。

ところで、ケータイ刑事の新シリーズ開始時期の恒例、決め台詞予想。

決め台詞の一つ、銭形が事件の核心に触れた時につぶやく台詞は既に「響く、悪の鼓動」というのがBS-TBSのトップページの動画で明らかになっていますので、後は口上。

ケータイ刑事の口上は、フォーマットがほぼ決まっていて、銭形泪のを例に取ると、

涙の裏には悪の影。 ← 自分の名前に絡めて「悪」を提示
まんまと泣かしたつもりでも、 ← 悪事を象徴する行動
最後はあんたが泣く番よ。   ← その悪事が結局報いを受ける
その名も人呼んで、ケータイ刑事銭形泪。  ← 名乗る
私の涙で溺れなさい!  ← 犯人へのお仕置きの言葉

今回の銭形命、命という名前ながら、音楽が特技という設定のようなので、おそらく音的には鳴と命をかけているのと、Heart beatという意味をかけているように思われます。また、口上の後で投げることになるストラップはハート型みたいです。なので、こんな感じになるのでしょうか。

闇夜に響く悪の歌
上手に奏でたつもりでも
あんたのリズムはずれてるよ
その名も人呼んで、ケータイ刑事銭形命
私の鼓動に合わせなさい!

うーん、前半は結構いけてるのが出来たと思うのですが、最後のお仕置きの言葉が上手くいかないですね。

はてさて、実際はどうでしょうか。
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2009年05月25日

7代目「ケータイ刑事」銭形命は岡本あずさ

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Yahooのトップページに載ってて、驚きのあまり職場なのに声を上げてしまいました。Yahooのトップページに「ケータイ刑事」の文字が載る日が来るとは考え深いです。(←ちょっとPerfume入っちゃいました)
思わず画面のキャプチャを撮ってしまいました。

今、土曜日の23時枠でやってる「恋とオシャレと男の子」(http://w3.bs-tbs.co.jp/koisyare/ )がワンクールで終わることと、最近佐々木監督が林さん(ケータイ刑事のチーフ脚本家の林誠人さん)にあったとブログに書いていたので、もしかして7月からケータイ刑事新シリーズか?と思ってましたが、まさか岡本あずさちゃんとはちょっと予想外でした。

最近のケータイ刑事のヒロインは、多聞さんのほかのシリーズでテスト起用してから決定という流れなので、昨年の東京少女シリーズ(http://w3.bs-i.co.jp/tokyogirl/ )に出演した12人の中にいるというのはほぼ確実。そのうち、銭形海役の大政絢と韓流女優のユ・ソルアは自動的に候補を外れ、すでに地上波連ドラの主演に抜擢された水沢エレナ、それとハロプロの真野恵里菜もまずない。

残り8人の中で、先代の銭形海が終了した時点では、7代目は山下リオじゃないかと思っていました。東京少女シリーズではトップバッターを務めるなど、有力候補になってた可能性は高いと思います。ただ、それにしてはなかなか7代目シリーズが始まらないので、おそらく何らかの条件が合わなかったんじゃないかと思ってたところでした。多聞さんはインタビューでタイミングが合わなくてケータイ刑事に起用したくてもできないことがあると語ってましたから。

山下リオが外れたとすると、残りの7人のうち、現在放送されている恋シャレに岡本あずさと岡本杏理が出演していますが、私はむしろあるとしたらなんとなく岡本杏理のほうじゃないかと思ってました。

ということで、岡本あずさということでちょっとびっくり。

7代目「ケータイ刑事」に岡本あずさ…SEVENTEEN専属モデル
数々の若手女優を発掘してきた丹羽多聞アンドリウ・プロデューサー
が、08年3月に同誌に掲載された岡本の写真を見て「ピンときた。
気品の高い存在感があるし、女性にも好かれる」とチェック

事務所はスターダストで、4代目夏帆から4人連続。SEVENTEENモデルからの起用は6代目大政絢に続いて、2人目。今やってる恋シャレをみてもわかりますが、多聞さん、女性視聴者を取り込もうとしていますね。アナログ停波後、BSがメインストリームに上がってくるという持論の持ち主なので、その布石でしょう。

いかにも女の子向けの恋シャレでなく、ケータイ刑事で女性が取り込めるのか(あるいは大政絢でいけそうな手ごたえをつかんだのか?)、その点も注目です。
posted by nanno at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイ刑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月25日

ポリリズム(【From mixi】1周年)

以下は、9/13にmixiの日記に書いたものです。3ヶ月ほど前なので、時制がおかしいですが、面白いので修正なしのそのままにしてあります。今後の話の都合上、転載します。

***
昨日12日は、Perfumeの「ポリリズム」が発売されて1周年でした。単なるCDの発売日ではありますが、日本のポップス史に残るであろう「Perfume現象」とまで言われるブレイク劇を目の当たりにしたファンにとっては感慨深い日です。もし「その時歴史が動いた」で取り上げられるとしたら、きっとこの日が『今日のその時』に設定されるでしょうね。(*1)

ニコ動なんかにも、当時の、デイリーランキングで4位と発表されてお祭り状態になった2chのログを動画化したものが投稿されてたりします。あまりの想定外のランキングで最初誰もがネタと信じて疑わない様子など今見ると面白いです。

自分のmixi日記を見てみると、ちゃんとCD買いに行ったことを日記に残してました。渋谷のHMVに行ったら売り切れててタワレコに買いに行ってるんですよね。すっかり忘れてます。そのさらに1年前、初めてPerfumeをHMVで知った時のことは、店内のどの場所かとかディスプレイの様子まで鮮明に覚えているのに。不思議だ。

ところで、この「ポリリズム」という曲。1年間聴いているのに、全然飽きが来ない。それどころか聴けば聴くほど、その奥深さに感銘します。

この曲、公共広告機構の環境キャンペーンのCM用に書き下ろされた曲のために、エコの歌と思われてますが(そう思って全然構わないのですが)、そういう背景を抜きにして歌詞を見ると、妄想レベルの解釈をしないとエコという解釈にはなりません。中田ヤスタカは、曲の注文が来た時に、"「エコロジー」というタイトルで「リサイクル」と連呼させようと思ったけどそこまでやらなくていいといわれたので、やりたいなと思ってた「ポリリズム」にした"と語っています。(*2)

では、中田ヤスタカが本来この曲に込めたいと思ってたメッセージは何か。

この曲では「くり返す このポリリズム」と連呼されます。”この”とあるので、”このポリリズム”が何かは歌詞の中にあるはずですが、この歌詞、他には『「とても大事なキミの想い」と「ほんの少しの僕の気持ち」が巡り巡る』としか言ってませんので、これのことになります。

一方、そもそも「ポリリズム」とは本来なにかというと、Wikipediaから引用すると

  声部によって拍の位置が異なること、またはそのようなリズムのことである。
  拍の一致しないリズムが同時に演奏されることにより、独特のリズム感が生
  まれる。

とあります。つまり実は、「キミの想い」と「僕の気持ち」は一致しないといってるんですね。でも、一致しないことを認め共存させることで新しいもの(ポリリズム)が生まれる。「僕の気持ち」はキミに伝わり、「キミの想い」は無駄にならない。それをくり返して世界は廻る。

そのような、アイドル歌謡にしてはえらく奥深い(*3)、メッセージが込められているのではないかと思うのです。

さて、この曲のというか中田ヤスタカのすごいなぁと思うところは、上記のようなメッセージを歌詞だけでなくそれ以外の手段で表現しているところなんですが、ちょっと長くなったのでこれは次に続きます。

NHK MUSIC JAPAN ~SUMMER EXTRA~でのポリリズム。
生声がかぶっていて、紅白での演出のテストではないかとの説も。



(*1)いまや、ケミストリーやサザンまでボーカルにエフェクトをかけるようになったので、本当に歴史が動いたといっていいかもしれません。
(*2)QJ Vol.74
(*3)そもそも、ポリリズムという時点でアイドル歌謡をはるかに突き抜けているわけですが。

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2007年06月15日

ケータイ刑事舞台詳細

ケータイ刑事 銭形海
「BS初!ついに舞台だ!〜超豪華!演劇者殺人事件」

【出演】
大政絢
草刈正雄
大堀こういち
林和義
遠山俊也
宝積有香
諏訪太朗
重松隆志
迫田孝也

スペシャル日替わりゲスト!
水野晴郎(7月21日(土))
森田正光(7月22日(日))
国広富之(7月27日(金))
金剛地剛志(7月28日(土))
7月29日は未定ですが・・ゲストあります

演出:丹羽多聞アンドリウ
脚本:林誠人
音楽監督:遠藤浩二
プロデューサー:小板洋司(ドリマックス)

演劇人だけが殺される!という殺人事件が発生。
赤坂REDシアターに捜査で来ていた海は、舞台上で新たな殺人事件に巻き込まれてしまう。
舞台は、観客も容疑者となる「客席参加型舞台」として展開!!

赤坂RED THEATER
7月21日(土)13:00, 19:00
22日(日)13:00
27日(金)19:00
28日(土)13:00, 19:00
29日(日)13:00
チケット:全席指定 4500円
チケット一般発売 2007年6月16日
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2007年04月12日

CAROL

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2007年03月14日

2006年08月05日

勝手にコラボTシャツ

今日東京Tシャツ部のクラゲさんプロデュースのイベント「Tシャツ美術館」に行ってきました。
http://www.tokyotshirts.com/bijyutsukan2006/bijyutsukan2006.html

最近、デザフェスとかラブサミは出展しているので、どうも気分が関係者モードになってしまうせいか、欲望の赴くままにTシャツを買うということがありませんでした。今日は、完全にお客さんモードだったので、久しぶりにTシャツを8枚も買ってしまいました。

で、このTシャツ美術館、毎年特別企画として書道の師範の先生にその場でTシャツに書を書いてもらえるという「Tシャツ書道」というのをやってます。今年初めて書いてもらいました。

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これが、師範が書いているところ。師範の向こうに座っているのはクラゲさんで、師範が書き終わったらドライヤーとアイロンで乾かしてくれます。つまり、筆で書くか、シルクスクリーンを使うかの違いはありますが、Tシャツ君と同じ手順です。

そして、完成したTシャツがこれ。

Dsc05350.jpg

わかる人にはわかりますが、ケータイ刑事銭形泪の口上の一部です。ホントは口上全部行きたかったのですが、結構長いので最初の部分だけにしました。ケータイ刑事らしく、勝手にコラボということで。
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2006年07月27日

雷2ndの最終回は佐々木監督

佐々木浩久監督のBlogを見ると、雷2ndの最終回は佐々木監督のようですね。今日から撮影開始のようです。
それから、恋する日曜日の舞台挨拶があるみたいですね。こんな平日にやって、人が集まるんだろうかと思ったけど、世の中の学生さんたちは、夏休みなんですね。
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2006年05月13日

ケータイ刑事銭形雷第20話「ネタも仕掛けもありません〜売れないマジシャン殺人事件」

公式ページあらすじ

久しぶりに面白かったので、書きます。

今回の話は、泪2nd19話+刑事コロンボという感じのトリック。実は被害者が犯人を殺そうとアリバイ作りの仕掛けをしていたというところは、泪2nd19話と同じネタ。またマジシャンが脱出術の最中に殺人を犯すというのは、刑事コロンボの「魔術師の幻想」という話と同じネタです。この刑事コロンボに出てくる脱出術では、箱の底に脱出用の穴があいていて、そのタネも一緒なので、おそらくコロンボのこの話を参考にしたのだと思われます。余談ですが、銭形愛の9話でもマジシャンが出てくる話がありますが、そこで愛が五代にやって見せるカードを使ったマジックは、コロンボがこの「魔術師の幻想」という話で犯人の前でやって見せるマジックと同じものです。

ところで、どうも銭形雷がいまいちなんだけど、その理由を考えると、ありえないキャラクタ(しかも安っぽい)がありえないシチュエーションでありえない話をやるからじゃないかと思います。もともとケータイ刑事のストーリーは荒唐無稽なものが多いんですが、キャラクタがある程度まともで彼らが(物語内では)真面目にやってるギャップが従来のシリーズの面白さだと思います。

その点、今回はマジシャンということで、比較的安っぽいキャラクタでもそれっぽいというところが違和感なく見れたところではないでしょうか。

ところで、次回はフットサルの話のようですね。これ,今回が泪2nd19話のネタを使っていますが、泪2ndの18話って野球の話だったんですよね。つまり泪2ndはスポーツネタ→被害者返り討ちネタだったのに対して今回の雷は被害者返り討ちネタ→スポーツネタと順番が逆になっています。これって隠しネタとしてやっぱり意図したもののような気がします。
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2006年02月19日

舞台挨拶

ケータイ刑事 THE MOVIEの5回目の舞台挨拶を見てきました。今回のゲストは鑑識の柴田役の金剛地さんと、佐々木浩久監督。
先週の山下さん佐藤さんに続いて、今週も楽しいトークショーでした。四姉妹の印象を聞かれたのに、自分がケータイ刑事のレギュラーになっていった経緯から話はじめていつまでたっても四姉妹の話にならない金剛地さん。しかも、”芽以ちゃん”と”舞ちゃん”を聞き間違えたのか「芽以ちゃんは?」と聞かれて、堀北真希ちゃんの話をするし。佐々木監督は佐々木監督で、草刈さんの話の前振りで銭形雷のロケの話をはじめたものの、そこから国広さんの話になってしまったり。脱線だらけのトークは、面白かったです。
そして後半になって、舞台挨拶全部見に来た人を立たせる丹羽プロデューサー。その中から一番遠くから見に来た人を確認すると、サプライズが。なんとその人の名前を銭形雷の第18話の犯人の名前に採用。ケータイ刑事の歴史に名前を残せ、しかも犯人ながら小出早織ちゃんに名前を呼んでもらえるという素晴らしいプレゼントでした。
最後には、金剛地さんが世界四位の生エアギターを披露。しかも、ミュージカルで使われた柴田の歌付きでした。

ところで舞台挨拶終了後、映画館の前で金剛地さんの即席サイン会になってしまってました。結構な人だかりに成っていたので、通りかかった人が口々に”誰?”、“知らない“といって通り過ぎてくのが...(苦笑)
posted by nanno at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイ刑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

ケータイ刑事 THE MOVIE 初日舞台挨拶

ケータイ刑事 THE MOVIEの初日舞台挨拶を見てきました。3回あるうちの1回目と2回目を見たんだけど、3回目では各姉妹の生口上が見れたそうで3回目も行けばよかったと激しく後悔。
1回目は、まあ普通の舞台挨拶。2回目はスポーツ新聞などにも載っているように、丹羽アンドリウ多聞Pより黒川芽以ちゃん、堀北真希ちゃんに卒業証書を渡すというサプライズ企画。佐々木浩久監督のブログにあった秘密の企画ってこれのことでした。証書は堀北、黒川の順で渡されたんだけど、芽以ちゃんは真希ちゃんの時から既に泪ボロボロ状態。その場ではよく見えなかったけど、→ここの写真見るとほんと泪がダーって感じですね。ちなみに、このあとにあったマスコミ向けのフォトセッションの前に泪で崩れたメイクを直す一幕も。

ところで、その黒川芽以宛ての卒業証書に「お酒が飲める年齢になったらみんなで一杯やりましょう。」なんて書かれてるけど、これって最高級の賛辞ですね。

映画の方は、試写会で既に見ているのでオチもわかってたんですが、オチがわかって見ていると最初見たときには気付かなかった伏線とかが見えてきます。特に、最後の方で柴田が狼狽するシーンは、その後にくるオチを知ってるのと知らないのとではその理由が全然違って見えるのがすごく面白い。とてもよく出来てると思いました。
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2006年02月01日

噂は本当だった

この前の土曜日1月28日は、2月4日に公開されるケータイ刑事 THE MOVIEの初日の指定券の発売日でした。舞台挨拶で出演している3姉妹が一同に会するということで、かなり厳しいチケット争奪戦が予想されたので、10年ぶりくらいにチケットをとりに気合を入れました。何しろ、3人がそろっているのを生で見られるのは、これが最初でおそらく最後のチャンスですからね。

ところで、当日シネマサンシャイン池袋に佐々木浩久監督がいたという噂を聞いていたんですが、佐々木監督のブログを見ると、どうもホントだったようです。なんでも親戚の方が3人の舞台挨拶を見たいということで、チケットを取りに来たらしいです。チケットを多く流通させるために関係者席は作らなかったとのこと。こういったファンサービスにも、関係者の作品への愛を感じます。
作品への愛といえば、試写会の後、ネット上で内容の情報のリークがないですね。むしろ関係者のインタビューの方がネタバレしてるくらい。この辺は、ファンの作品への愛を感じるところです。ケータイ刑事を取り巻く状況、今がブレイク直前の一番良いときかもしれません。
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2006年01月19日

秘密プランって?

ケータイ刑事 THE MOVIEの佐々木浩久監督のブログにこんなことが書いてありました。
そこで多聞さんから初日舞台挨拶の秘密プランを聞かされるが・・・。これは感動するんじゃないだろうか。みんな。

秘密プランってなんだろ。舞台挨拶に3人とも出るというのは、試写会の時点で既に発表されてたから、あとファンみんなが感動するようなことといったら、もうあれしかないと思うんだけど...。
まさか...。
posted by nanno at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイ刑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月17日

ケータイ刑事 THE MOVIE 試写会

試写会に当たったので、一足お先に映画版を見てきました。

一言で言うと、「ケータイ刑事」そのものでした。予告編やメイキングを見た断片的な情報から、こういうシーンがあるなら、ケータイ刑事ならこうくるだろうという予想がことごとく当たってしまいました。良くも悪くも期待を裏切らないという感じ。

また、あたかもテレビシリーズのRemixとでもいうくらい、これまでのテレビシリーズの内容がネタとして使われてます。事件の起こる場所であったり、台詞だったり、登場人物であったり、演じる役者であったり。とにかく至るところに出てきます。
その中でも、詳しく書けないけど1つ挙げると、高村が舞にジュースを買ってくるシーンがあって、それがテレビシリーズのあるシーンのパクリというかパロディなんだけど、あのネタをあの場面で使ったというのは大げさにいうとちょっと感動しました。テレビシリーズへのオマージュという感じ。まさに愛を感じました(^_^)。そう、「ケータイ刑事」を愛する人達が「ケータイ刑事」を愛する人達のために作ったという感じの映画でした。

とはいっても、初めてケータイ刑事を見る人も十分楽しめる内容です。テレビシリーズのネタといっても隠しネタなので、元ネタを知らなければそういうものとして見れば十分楽しめます。むしろ、今までケータイ刑事を見たことがない人が入門編という感じで見るのもいいかもしれない。まず映画版を見て、そのあとテレビシリーズを遡って見ると、“映画のあの場面はテレビシリーズのここをネタにしてたんだ”という見方もできると思います。

公開前でネタバレになるので、まだ具体的なことは書けませんが、とにかくこれまでのケータイ刑事シリーズの集大成という感じで、ファンなら必見でしょう。
posted by nanno at 02:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ケータイ刑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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