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9時にペリカン便に起こされ"amazon様からで〜す"と手渡されたのが、Perfumeのインタビュー記事の載っているQuick JapanとBOMB。今日も朝っぱらからPerfumeですか。
どちらも個別インタビューがあって、最近個別がはやってますね。BOMBの方はいかにもというインタビュー内容で面白くないので途中までしか読んでないですが、Quick Japanの方は、ニューアルバム「GAME」の各楽曲とその製作過程、現在の状況について3人がそれぞれの視点で語っていて面白かったです。
その中で、一番面白かったのが、かしゆかのこの発言
・「このアルバムに入っているどの曲も、捉える人によって曲が変わると思うんですよ。(中略)感情を込めないで歌っているから、曲自体には何も色がついてないというか、「あなたなら何色を塗りますか?」って。(中略)聞く人によって曲が完成する、それがPerfumeの音楽なのかなって。
これは、目から鱗でした。
マイミクのときおねさんが、「Complete Best」のレビューで「ゾクゾクするくらいのリアリティが、無機質さから生まれるのは、不思議」と書かれていて、確かに自分自身でもフィルターのかかった声にこんなに感情を揺さぶられるのが不思議で仕方なかったのですが、感情の入っていない歌を自分の感情で補完して聞いてるんですね。自分の内面を鏡のように見せられてるわけで、例えば「エレクトロ・ワールド」がなんとも切ないのは、実は”リセットスイッチで世界が消えてなくなったような”自分の経験を重ね合わせるからなんでしょう。
こう考えると、多くの人がPerfumeについて熱く語っているのも解って来ます。実は自分が重ねて見ているだけなのにそれに気づかないものだから、Perfumeの後ろ(前?)に自分と重なるものが見える理由を一生懸命Perfume自身に求めてるんですね。まあ、それが理由の全てではないとは思いますが。
それにしても前書いた「Perfumeの魅力はイメージカラーが白であるところに集約されている」って、結構いい線いってるじゃん。
中田ヤスタカとの創作活動については、あ〜ちゃんの発言
・(中田ヤスタカは)自分とPerfume両方を試しているんじゃないのかなって、思うんです。Perfumeの曲を作って歌わせることで中田さん自身が自分を試す機会になって、Perfumeにとっても中田さんにいただいた曲を歌うことが試練になっているような。(中略)お互いに挑戦している感じなのかなって思います。それもまた『GAME』みたいな(笑)。
これに対して、中田ヤスタカ自身も他のアーチストへの楽曲提供との違いについて
・「さあ、これでなんかおもしろいことやってくれ」っていう感じのサウンドになっていることが特徴かも。そうなっているかな?なっていると嬉しい。
と語っています。
Perfumeに楽曲を提供していることが、中田ヤスタカ自身に影響を与えているのではないかという分析をたまに評論などで見かけるのですが、当事者の発言からも裏付けられたと思います。
よく「結局は中田ヤスタカでしょ」みたいに言う人がいますが、すくなくとも中田ヤスタカに挑戦状を突きつけられるだけの力を認められているわけで、誰でもOKというわけではないのです。
あとは、「周りが何を言っても中田さんが譲らなかった」とか、「完成してみると私が「ここが好きです」って言ってたところが全部なくなってたり」とか、こういうことが出来てうらやましかったり。
もちろん、圧倒的な才能とそれに対する自信があって、さらにちゃんと結果を出してるから出来ることなんでしょうけど。(まあ、あ〜ちゃんが好きといったところがなくなっているというのはなんとなくわかる気もしますが)

