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愛シリーズ最終回ということでほとんどシリアス路線のこのエピソードは、104話ある(2005年10月現在)ケータイ刑事シリーズの中でも、間違いなく名作といえる一つ。そして、シリーズ中唯一愛が泣くシーンがある話でもあります。
僕はケータイ刑事は泪シリーズから見たので、残念ながらこの事件の結果(五代が生きている)を知ってて見たんだけど、本放送をリアルタイムで見てた人達は、五代(実は山上)が死体で見つかるシーンなんかはかなりショックだっろうと思います。
そしてその後の五代と愛が電話で話すシーンが最高。愛は、山上の妻が犯人の一味だとわかっているから、あくまで”山上と娘の振りをして話している”振りをしないといけない。だから電話に出た五代の名を口走りそうになって止める。それを聞いた五代が、愛が自分が生きていることを知っているのに、殺されたのは自分で山上がまだ生きていることにしないといけない事情があることを察する。そこで親子の振りをするために、「帰ったら飯を食いに行こう」という話をするんだけど、これが物語の冒頭で五代と愛が「転属でコンビ解消になるから飯でもおごってやるよ」と約束した会話にシンクロしてるんですよね。このへん脚本がうまいです。
ところで、愛は五代を追っかけて神無島署の署長になるけど、元署長はどうなったんでしょうね。結構いい迷惑かも。
銭形愛 公式ページ