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気を失った五代の夢の中でいろんな人格の五代が出てくるという、愛シリーズの中では異色ともいえるくだらなさナンバーワンの話。ただ、のちのシリーズのくだらない話に比べると全然まともだし、今回改めて見てみて気付いた点が2つ。
1つは、めちゃくちゃに見えて実はこの話、次の最終回の伏線になってるんじゃないかということ。ここでネガティブ五代を励ます言葉という形で愛の五代に対する感情を表現しておくことで、最終回の、愛が五代と電話で話して泣くシーンがものすごく生きてきます。また、夢の中とはいえ、五代が撃たれるシーンが、やはり最終回を暗示させてます。
もう1つは、五代が犯人にいわれる「あんた(刑事として)サイテーの部類だね」という言葉。今回始めて気付いたんだけど、泪のファーストシーズンの13話で、五代が記憶を失った泪に同じ言葉を言ってるんですね。泪が何もわからないことをいいことに、五代はかつて自分が言われた言葉を使ってうさばらししたんでしょうか。実はどちらの話も脚本は渡邉睦月なので、偶然ではないはずです。
銭形愛 公式ページ