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愛地球博が終わりましたね。結局1回も行けなかった。昔は自他共に認める博覧会マニアだたのに。.
どれくらいマニアかというと、今年のゴールデンウィークに実家に帰ったときに親から「あんた万博何回行った?」と聞かれるくらい、つまりまだ始まって一ヶ月くらいしかたってない時に、もう何回も行っていると思われてたくらいでした。
ちなみになんで1回もいけなかったかというと、ゴールデンウィークまではTシャツラブサミットの出店準備で忙しく、そのあとは仕事の方が忙しかったので、愛知まで行く計画を立てるひまがなかったからです。やっぱり泊りがけとなると、どうしても旅行になってしまいますからね。
なんでも入場者数が2200万人で、目標の1500万人を700万人もオーバー。結局目標の1.5倍入ことになります。経済効果も1兆2000億くらいあるそうで大成功。で、この結果を見て、往年の博覧会マニアとしては、どうしても言っておきたいことがあるので、ここに書いておきます。
今からちょうど10年前、東京のお台場周辺で、「世界都市博」という地方博覧会が計画されていたのを覚えているでしょうか。青島幸男が中止を公約にして東京都知事に当選したあれです。実際は青島幸男が想像していたよりも準備が進んでいて、一時は中止した方が費用がかかるんじゃないかといわれてたくらいですが、結果的には、中止したことで600億くらいかかったものの、そのまま開催していれば800億くらいかかっていたので、一応は中止したほうが安かったということになったようです。といっても開催していれば経済波及効果があるので、上に書いた愛地球博の結果を見ると、果たしてほんとに中止するのが正しかったのか。
特に当時この問題で評論家みたいな連中が訳知り顔で言っていたのが、「レジャーも多様化してきて、猫も杓子も博覧会に行くという時代じゃなくなったので、入場者が伸びないだろう」というようなこと。当時そういうことを言っていた連中は、今回の愛地球博の結果をどう説明するのでしょうか。もちろん、博覧会の内容や開催場所、社会情勢も違うので、正しい解答は永遠にわからないでしょう。それでも苦し紛れのいいわけでもいいので、是非自分の発言を検証してもらいたいものです。青島幸男とかそれをする義務があるんじゃないの?