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この話、他の回に比べ特に目立つ内容ではないですが、後のケータイ刑事シリーズにとってまた私個人的にも重要なシーンが1ヶ所あります。
「音楽に愛されていない人が聴くと死ぬ」という都市伝説を持ったレコードが事件の鍵となる話ですが、そのような設定のため、登場人物を順番に写しながら音楽との関わりを字幕に出すというちょっとしたネタがしこんであります。百舌が「音楽家」、沖が「音楽評論家」、ここまでがマジで、だんだんネタが入ってきて家政婦の松井が「ママさんコーラス部長」。そして五代が「警視庁の千昌夫」、最後の愛がオチで「カラオケクイーン」。この愛がカラオケクイーンというちょっとしたネタから、泪シリーズ以降のクイーンシリーズへと膨らんでいくのです。
個人的には、ケータイ刑事シリーズで最初に見たのが泪のファーストシーズンで、その第一話の「かるたクイーン殺人事件」で泪が「おねえちゃまがカラオケクイーンで、妹がダンスクイーンだから自分も何かクイーンになろうと思った」と言うシーンがありますが、それを見て”舞がダンスクイーンなのはなんとなく分かるが、愛がカラオケクイーンというのはどういう話があるのだろうか”と思ったのが愛シリーズを見ようと思ったきっかけなのです。それで実際見てみると、こんな細かいネタだったのにあきれて、このケータイ刑事ワールドにはまってしまったのです。
ちなみに一月くらい前に、星の王子様のミュージカルの関係で宮崎あおいがトーク番組にいくつか出ていました。ミュージカルがらみなので、必ず歌は歌うかというような質問をされていたのですが、実は宮崎あおい本人はカラオケでは歌わない人だそうです。
それから、今回の放送で改めて見て気づいたのですが、この回の監督は古厩監督なんですね。総思って見ていると第4話の「お面でゴメン殺人事件」と同じBGMが使われているのがわかります。
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