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銭形泪セカンドシリーズ26話のうち次回からの4話は、番外編扱いの「シベリア超特急刑事」なので実質的に泪シリーズの最終話なんだけど、銭形愛の最終回や、泪のファーストシリーズの五代との最終話に比べるとかなり物足りなかったです。いまどき振り子でかける催眠術や、伝書鳩はいいとしてもその伝書鳩を公園でポップコーンをまいて見つけるところや、空砲のオチはまだ目をつぶろう。もうちょっとなんとかならなかったのかなぁとどうしても思ってしまう所が2ヶ所。
一つは、謎解き。謎解きがあの暗号解読、しかも小学生レベルの暗号解読だけっていうのがしょぼすぎ。あのしょぼさが、話全体をしょぼくしている感じ。こったトリックでなくてもいいから、そこそこの事件にして欲しかった。
もう一つが、高村との別れのシーン。今まで決して使わなかった高村のニックネーム「バーボンデカ」を泪が別れの言葉として口にするんだけど、それ自体はものすごくいいんだけど、高村に促されて言うって所が感動半減という感じ。やはりあそこは泪に自発的にいわせて、高村がハッとするという感じにしないと、「バーボンデカ」に込められた泪の気持ちが際立たないと思うんだけど。あるいは、その前のシーンの催眠術にかけられた高村が泪を撃とうとするところで、泪が「バーボンデカ!!」と叫んで高村が催眠術から醒めるとかね。そういう伏線があれば、あのラストでもいいような気がします。
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