ツアーのスケジュールが発表されて東京公演が国立代々木競技場第一体育館だと知った時、正直「ふーん代々木でやるんだ」ぐらいにしか思いませんでした。
代々木第一体育館といえば、DVD化されてないため伝説のライブと化している2009年5月の「ディスコディスコディスコ」をやった場所です。いや、単にDVD化されていないってだけでなく、Perfumeの活動を現在のライブ中心の活動にシフトすることを宣言したPerfume史的に重要なターニングポイントとなったライブでした。その辺は以前書いたので、リンクを張っておきます。
「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」に込められたメッセージ』まとめリンク
代々木から1年
ただ、あれはあくまで5年前の話。今のPerfumeは5年前のPerfumeではない、東京周辺で今のPerfumeがライブできる会場は限られてるから選択肢の中から選ばれたに過ぎないと思ってました。
ところがその後メディアでのインタビューなどを見ると、実は3人は代々木体育館でやることに意味付けをしていたのです。例えばツアーパンフレットのインタビューでもあ〜ちゃんが
なんとなくの後悔というか、ちょっと苦労した気持ちがあったから、その後やってこなかったんですよ。(中略)「よし、やろう。自分たちの屈託を払拭して、いいものに変えよう!」と、今回やっと思えました。と語っています。
3人が代々木でやることに意味を見出しているなら、我々もそれを受け止めよう。特に5年前の代々木の目撃者としてはそれを見届けないといけない。そんな気持ちで臨んでいます。
とはいっても見ため的にはここまでの各地での公演のように進んでいくだけなんだろうけど。MCではすこし触れるでしょう。あと、ひょっとするとステージレイアウトが代々木だけ少し違うんじゃないかとひそかに期待してます。いずれにしろ、代々木以降のファンが多数派だろうから大きく触れることはないんじゃないかと思ってます。
想いは3人と、再び代々木に集まった当時からのファンの心の中に。