2014年02月13日

追う者と追われる者

昨日の夜中、ソチオリンピックのスノーボードハーフパイプと女子ジャンプをテレビの2画面機能を使って見てました。結果はご存知の通り、ハーフパイプは平野、平岡が銀、銅メダル、一方メダルが期待された女子ジャンプの高梨沙羅が4位という結果でした。この3人、平野15歳、高梨17歳、平岡18歳ってことで、ハーフパイプが終わって、女子ジャンプの結果が出るまでの間はティーンエイジャーのメダルラッシュで世代交代かと期待して見てました。

最初ハーフパイプの2人、特に平野を見てると、若いのにというよりも若いからこその怖いもの知らずつまりこれこそ若さの力だなと年寄りくさいことを考えてたのですが、高梨選手がメダルを逃したのを見てそうでもないなと思いました。かわりに思ったのが、タイトルにもある「追う者と追われる者」の違いじゃないかと。

ハープパイプはオリンピック3連覇を狙うアメリカのショーンホワイトという別格の選手がいて、平野、平岡はそれを追ういわばチャレンジャー、追う者だったのです。逆に高梨は、ワールドカップで13戦10勝でおそらく日本だけでなく世界中で一番金メダルの可能性が高いと思われてた、こちらは別格の選手、追われる者の方でした。

追う者はプレッシャーを前(上?)にいる相手に追いつき追い越せという前向きな意識にうまく変えることができそうです。一方、追われる者は追いつき追い越されないかと焦りと背中合わせになりそうです。この差は、特に人生経験やトレーニングの蓄積の少ないティーンエイジャーではかなり大きいのではないでしょうか?

もちろん競技も違うし状況も違うので単純な話ではないと思いますが、そういう側面もあったんじゃないかなと思います。
posted by nanno at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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