2014年01月26日

2014/1/26 Perfumeファンのパッケージされた一日




Real soundのダイノジ大谷の記事(「“体験をパッケージ”する発想をーーダイノジ大谷が提言する、これからの音楽サバイバル術」http://realsound.jp/2014/01/post-271.html)を見て、前々から感じてたことを話してる部分があったので、呟いてみました。

多くの劇場はお客さんが少なくなってきているのに、歌舞伎座とか明治座にはいつも人がいっぱい入っていて、その多くはおばちゃんなんですね。なぜだろうと思ってよく観察してみたら、歌舞伎座のまわりには喫茶店がすごく多いことに気づいたんです。おばちゃんたちは10時に喫茶店で待ち合わせて、おしゃべりを楽しんで、12時になったら劇場に入って、公演の休憩でちょっと贅沢な1000円のお弁当食べて、見終わったら帰りに銀座で買い物して帰る。つまり、おばちゃんたちはそのエリアでパッケージされた一日を消費しているんです。

これ、Perfumeのライブにいった事ある人だと、なんか見たような風景って思いませんか?Perfumeのライブに置き換えると、こんな感じかな。

Perfumeのファンは物販開始時間になると三々五々やってきて、物販でグッズを買った後、近くのファーストフードショップなどで待ち合わせておしゃべりを楽しんだり、開場前に集まってくるコスプレーヤーや振りコピを見て時間をつぶして、開演時間30分くらい前になってようやく会場に入りだして、見終わったらオフ会でその日のライブの感想で盛り上がって帰る。つまり、Perfumeファンはそのエリアでパッケージされた一日を消費してるんです。

人によるとは思いますが、Perfumeのライブって、単にPerfumeのパフォーマンスを見に行くだけでなく、他のファンの人に会ったり、特にネットでは繋がっててもめったに会う機会のない人に会えたり、コスプレしてる人見たり、振りコピしてる人見たり、絵師さんからポストカード貰ったり、何より会場の周りのそういうわさわさした雰囲気が楽しかったりして、そういうのも含めてライブの楽しさだなと思います。

名前は出てきませんが、Perfumeファンであるダイノジ大谷もこういう状況知ってるでしょうから、頭の中にはあった可能性はあります。

2つ目のツイートですが、これもアイドルイベント見てて思ってたことで、ライブの後に握手会やハイタッチ海という形でその感想を直接言えるっていうのはとてもいい事だと思うんですよね。やってる方の目的は別のところにあるにしても。

これは、以前ライブハウスにあるインディーズのアーチストのライブを見に行った時に、物販でCDを売っているんですがスタッフが売ってるんですよね。それを見た一緒にいた知り合いが「CD買ったら握手くらいすればいいのにね」とつぶやいたんです。その時に、アイドルの握手会って見方を変えると意外にいい企画なのかもと思ったのです。現実は、CD何枚も買わせるためにやってたりはするのですが。
posted by nanno at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Perfume日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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