2010年11月02日

注目は1曲目よりもむしろその前

ドーム公演の「予想」の中で、最もよく見かけてかつ聞かれるのが、『1曲目は何か』です。
ただそれを見聞きするたびに、「うーん、1曲目もだけどその前も重要なのになぁ」と思ってしまうので、ちょっとその辺を考えてみたいと思います。

Perfumeのライブにおいて、少なくともGAMEツアー以降は必ず1曲目の前に何らかのオープニングがあります。ざっと振り返ると

 GAMEツアー: 3匹の蝶が飛び回る映像→マントを着た3人登場→GAME
 武道館:「WELCOME TO PERFUME WORLD」の文字とともに、宇宙船に乗り込む3人→カウントダウン→シティ
 代々木:センターステージ上の巨大ミラーボールがゆっくる上昇→「What is DISCO?」の文字と黒Perfumeのシルエット→ワンルーム・ディスコ
 刄cアー:「Take off ロングバージョン」をBGMに直角二等辺三角形のオブジェの映像→スクリーンの中に穴が開いて3人登場→NIGHT FLIGHT
 PTAトゥワー:10年を年代ごとに振り返る映像→The best thing

こうやって見てみると、Perfumeのライブではオープニングで必ずそのライブのテーマやメッセージが提示されることがわかります。そして、さらにそこに2つのパターンがあります。

1つのパターンは、アルバムリリースに合わせて行われるライブで、これはアルバムのイメージにある程度そったオープニングになります。2つ目のパターンは、アルバム発売とは直接リンクしていないライブで、こちらはオープニングで何らかのメッセージが提示されます。武道館の「WELCOME TO PERFUME WORLD」や代々木の「What is DISCO?」のようにです。

この違いは、1つ目のパターンだとすでに発売されいるアルバムによりイメージが共有されているのに対して、2つ目のパターンはその共通イメージがないためより強くテーマを打ち出す必要があるからでしょう。

このようにPerfumeのライブではオープニングでこれからはじまるライブのイメージを共有することが行われます。そしてこれは東京ドーム公演でも当然行われるでしょう。つまり、オープニングで出されるものが、Perfumeが東京ドームライブにこめたメッセージなのです。

では、どのようなメッセージが発信されるのでしょうか?今回のライブでは「10周年」がベースになることは予想できます。ただ、ライブのタイトルが「11」まであるように、単に過去を振り返るだけでなく次への一歩を印象付けるメッセージになってくると思います。

ということで、私のオープニングの予想は、

 何らかの形のカウントアップで始まる

です。どのような形かまではちょっと予想つかないです。単に「1,2,3…」なのか、P.T.A.トゥワーのように「2000,2001…」なのか、あるいは別の形になるかもしれません。ただ、とにかく何らかのカウントアップをイメージされるものが出されるのではないでしょうか。そしてそのカウントアップは「10」まで進みます。そして「10」まで進んだ後も予想が絞りきれないのですが、「11」まで行くか、あるいは「11」のタイミングで3人登場とか、1曲目がはじまるとか、とにかく「10」の次があるような形でオープニングが終わることになるのではないでしょうか。

そして1曲目は何か。個人的なイメージでは「パーフェクトスターパーフェクトスタイル」が来て欲しいですね。ただ、見ている限りでは「VOICE」という予想が一番多そうです。上記の今までのライブでも、武道館をのぞいて、ほぼ最新の曲で始まっています。Perfumeのセットリストはお客さんのこの辺の予想はあまり裏切らないので、「VOICE」かもしれません。そして、昨日紹介したTV Bros.でのあ〜ちゃんの言葉「…「VOICE」はぜひ聞いてきてほしいです!」。

東京ドームライブ、いよいよ明日です。

ラベル:Perfume
posted by nanno at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Perfume | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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