その7です。(これまでのはこちら→。その1、その2、その3、その4、その5、その6)
代々木ディスコMIX。
この代々木第一体育館でのライブのために作られたRemix作品は、ショートムービーからの流れで映像上は白PerfumeのDJプレイという形になっています。
遠くから響くように、♪恋の運命は〜とBaby cruising Loveが静かに流れてきます。そしてその歌声はやがてはっきりと聞こえてきます。"♪会いに行きたいよ、遠い空間を"。それと同時に、照明がセンターステージを照らし出し、白Perfumeがセンターステージにせり上がってきます。
この「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」の公演の中で、Perfumeの3人がせり上がって登場する場面がもう1回あります。1曲目の「ワンルーム・ディスコ」の時ですがこれと比較するとその演出の意図がはっきりわかります。「ワンルーム・ディスコ」の時はメインステージでした。メインステージは会場の端にあり、ステージ上の『私たちの世界』と観客席の『あなた達の世界』ははっきり2分されています。それに対して白Perfumeが登場したセンターステージは、アリーナ席の中にあります。ほぼ360度周りに観客がいて、『私たちの世界』と『あなた達の世界』の境界はありません。
そう、白Perfumeはファンに"遠い空間を乗り越えて会いに来た"のです。自分達が出した結論「ディスコは代々木にある」つまり、今ココにいいる全ての人々、Perfumeの3人、スタッフ、ファン全てを含めて「Perfumeという団体」であるということを確かめに。
(つづく)
クリマの準備などで時間がないので、今回は短く。いったいいつになったら書き終わるのか。
ラベル:Perfume