2009年05月16日

WOWOW 「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」

あの中に自分もいたわけですが、改めて若干第3者的な目で見ると、ほんとこれは凄いライブですね。

観客も演出の一部というか、1日目にあ〜ちゃんが「参加型」を「加入型」といい間違え(?)て結局「加入型」になったんですが、その言葉通り観客全員が「Perfumeという団体」の一部になっていたライブです。「SEVENTH HEAVEN」の時の、おもいおもいに体を動かす観衆に取り囲まれセンターステージで踊る3人の図は、感動的ですらありました。

mcから「Dream Fighter」→「パーフェクトスター・パーフェストスタイル」の流れもすごい。Perfumeのライブは、本人達がセットリストを考えるそうですが、演出が決まっていく過程を一度見てみたいです。これ、仮に全部誰かが書いたシナリオに沿ってたとしたら、これ見よがしなお涙頂戴シナリオでとても感情移入できない。やはり、演出で決まっていたところ僅か一部と大部分のそうでない(もしくは自分達で決めた)ところがあったはずで、どこからがどうなのか知りたいです。

WOWOWのカメラワークを酷評する人がいるんですが、私は割りと好きです。3人そろって頭の先から足の先まで収まるようなフレーミングが多用されていて、見ていてストレスをあまり感じません。武道館よりもさらに洗練された「edge」で、体育座りするところでは、上手く3人をシルエットにしていて武道館のDVDよりも演出意図に近い絵を撮ってたようにおもいます。(ただ、約1名の馬鹿者の手のおかげで、その雰囲気がぶち壊しでしたが)

そして、これだけの規模、クオリティのライブを、3人+マイクスタンド+お立ち台+若干の小道具(ジュリ扇、ライト、双眼鏡)だけでやってしまうところは、世界的に見てもそんなに例がないと思います。ここの部分は、誇っていいと思います。

最後に、イェイイェイのウォウウォウがついに放送の電波にのるのかとドキドキしてしまいましたが、残念です。
posted by nanno at 22:37| Comment(2) | TrackBack(0) | Perfume | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして.perfumeにハマって:数ヶ月前からこちらをこっそり覗かせて頂いています。
nannoさんの書く情報やまた考察にも一理に参考にさせて頂いています。

wowwow見ました-。
(まぬけに録画は失敗しましたが-#)
武道館もGAMEもbitterもdvdは見たあとだったので.
新参者ですが:反駁をおそれずに言うと.
bitterは:あの時点であれほどのものが.
GAMEは:いろんなことをコントロールできる確信と同時に3人も取り巻くスタッフも[伸びて].
武道館は:チャレンジで今の限界までを精一杯に頑張って.
そんなものを感じながら.そして
代々木は:
武道館までの潜在や顕在な課題への ひとつの答え(応え)の呈示.それは自信に溢れてそして周到で.
それまでがそうであるように.この半年にもどれほどに人知れない積み上げが[彼(女)ら]にもあったのだろう.などと.思いを馳せてしまったり(思い込みかなぁ?)
もう.3人はスタッフは アリーナをどうコントロールするかをも[握れて]きたのだろうなぁなどとも.

すごい〜♪ と思って見始めて、
たのし〜♪ と思って見入って、
不意打ちだったのは最後の[願い]で.
なぜかひとりで号泣してしまった#

見終わって.いろいろ複雑な心境にもなったけれど.
でもひとつに絞れば:見れて.なんだかうれしかった♪
(すべてを言葉に言い表せないのは きっと誰もが あたりまえなこと. 強く深く思うものがあればこそに.)

# 代々木:DVDで出ませんかねぇ.#(ムリだろけど)
絶対買う.のに。
Posted by yst at 2009年05月18日 13:43
>ystさん
はじめまして。このようなブログを見ていただいて恐縮です。

私も今回の代々木のライブには、メッセージが込められていたように思います。この辺ちょっと書いてみたいと思っています。

あそこまで放送したんだったら、確かにDVDはなさそうな雰囲気ですね。でも、今回のライブはその内容においても、また将来ふり返った時の歴史的価値においても、有料放送で一部の人しか見れないのはもったいなさすぎだと思います。
Posted by nan at 2009年05月18日 23:05
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