全国のCDショップ店員が「心から売りたい」と思う邦楽アルバムを投票で選ぶ第1回「CDショップ大賞」(同実行委主催)の発表と授賞式が12日、東京・渋谷のレコード店であり、独立系レコード会社のポップ・ユニット、相対性理論の「シフォン主義」に大賞が贈られた。
準大賞は大橋トリオの「THIS IS MUSIC」、Perfume(パフューム)の「GAME」だった。
(http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090512-OYT1T01023.htm)
-------------------------------------------------------
"CDショップの店員が心から売りたいと思う作品"で準大賞(単純に考えてベスト3)になったということはやはり作品の価値が認められているということで、誇らしいですね。
一方見方を変えると、票を集めた背景として、他の受賞作品を見ても、店員がもっと売れて欲しいと思っている、つまり作品のクオリティに売り上げがついていっていない(と店員は思っている)という状況が見え隠れします。このあたりやはり、「Perfumeはキャズムを超えたか?」で書いた感触に一致するものがあります。
第1回「CDショップ大賞」(公式ページより)
大賞作品
「シフォン主義」 相対性理論
準大賞作品
「THIS IS MUSIC」 大橋トリオ
「GAME」 Perfume
入賞作品
「HEART STATION」 宇多田ヒカル
「HeartY」 HY
「ホニャララ」 SAKEROCK
「Superfly」 Superfly
「ALRIGHT」 秦 基博
「floating pupa」 pupa
「SUPER MARKET FANTASY」 Mr.Children