2009年04月30日

中田ヤスタカのさじ加減(Akiko「What Cha' Gonna Do For Me」を聴いて)

リッピングした曲を適当に聴きながらPC使っていたら、懐かしい曲が出てきました。Akikoの「What Cha' Gonna Do For Me」。



YouTubeにあったのが、ちょっとびっくり。オリジナルはチャカカーンの曲のカバーで、サトシトミイエプロデュースでかなりいいんですけどね。1997年リリースですが、宇多田ヒカルの「Automatic」のリリースが98年暮なので、ちょっと早かったでしょうか。ていうか、こういう人たちが下地を作ってあったので、宇多田ヒカルがブレイクしたともいえるかもしれません。

それで、この曲や、この前のMAKAIの「LEGEND」に入ってる曲とかを聴いていると、『Perfumeの「ワンルーム・ディスコ」は、なぜマイケルフォーチュナティの「Give me up」を持ってきたんだろう』とふと思いました。チャカカーンなり、ジャクソンシスターズなり、ロレッタハロウェイなり、ダイアナロスなり、あるいはシェリルリンの「Got To Be Real」(これはベタかな)とかでも、もっとカッコイイのはいくらでもあるのに。

で、思ったのはそういうのだときっとカッコよくなりすぎるんですよね。Perfumeの持つどこか、あ〜ちゃんの言葉を借りると、『イモくささ』がなくなってしまう。「Give me up」くらいのべたな感じでちょうどいいのかもしれません。そう考えると、中田ヤスタカのさじ加減は絶妙だなと感じました。

と書いておいてなんですが、もう一つの可能性として、そもそも中田ヤスタカのルーツにソウルミュージック系がない可能性もあります。ていうか、結構そっちの方が可能性高いんじゃないかという気がする。熱唱系嫌いだし。

シェリルリンの「Got To Be Real」。

私が、『ディスコ!ディスコ!ディスコ!』というタイトルからイメージする客のノリって、この動画みたいな感じです。代々木ではこうはならないでしょうけど。てか、動画見て気づいたけど、この曲もライブで再現することをあんまり考えてない曲ですね。

posted by nanno at 03:54| Comment(0) | TrackBack(0) | Perfume | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。