YouTubeにあったのが、ちょっとびっくり。オリジナルはチャカカーンの曲のカバーで、サトシトミイエプロデュースでかなりいいんですけどね。1997年リリースですが、宇多田ヒカルの「Automatic」のリリースが98年暮なので、ちょっと早かったでしょうか。ていうか、こういう人たちが下地を作ってあったので、宇多田ヒカルがブレイクしたともいえるかもしれません。
それで、この曲や、この前のMAKAIの「LEGEND」に入ってる曲とかを聴いていると、『Perfumeの「ワンルーム・ディスコ」は、なぜマイケルフォーチュナティの「Give me up」を持ってきたんだろう』とふと思いました。チャカカーンなり、ジャクソンシスターズなり、ロレッタハロウェイなり、ダイアナロスなり、あるいはシェリルリンの「Got To Be Real」(これはベタかな)とかでも、もっとカッコイイのはいくらでもあるのに。
で、思ったのはそういうのだときっとカッコよくなりすぎるんですよね。Perfumeの持つどこか、あ〜ちゃんの言葉を借りると、『イモくささ』がなくなってしまう。「Give me up」くらいのべたな感じでちょうどいいのかもしれません。そう考えると、中田ヤスタカのさじ加減は絶妙だなと感じました。
と書いておいてなんですが、もう一つの可能性として、そもそも中田ヤスタカのルーツにソウルミュージック系がない可能性もあります。ていうか、結構そっちの方が可能性高いんじゃないかという気がする。熱唱系嫌いだし。
シェリルリンの「Got To Be Real」。
私が、『ディスコ!ディスコ!ディスコ!』というタイトルからイメージする客のノリって、この動画みたいな感じです。代々木ではこうはならないでしょうけど。てか、動画見て気づいたけど、この曲もライブで再現することをあんまり考えてない曲ですね。