おととい書いた「WELCOM TO PERFUME WORLD」にやたらアクセスがあってびっくりしたんですが、Perfume用語辞典にリンクが張られてたんですね。まあ、期待以上に目的を達成、「あ〜ちゃんが泣いていた理由」を読んででもらえてうれしいです。あの話は結局あのラジオでしかされてないと思いますので。
それで気づいたんですが、武道館DVDのそのアンコールのMCの部分で、かしゆかが2回、泣いているあ〜ちゃんに声を掛けますが、その1回目は舞台裏での出来事の延長線上にあるんですね。観客から見るとステージに出てきてから泣いたように見えますが、かしゆかから見るとステージ裏からずっと泣いているわけですから。
このアンコールのMCの部分、あ〜ちゃんからみた3人の関係が垣間見えてるような気がします。微妙なニュアンスを伝える繊細な表現ができないので誤解を招くかもしれませんが、あ〜ちゃんにとってのっちは"攻め”のパートナー、かしゆかは"守り"のパートナーではないかと。
あ〜ちゃんとかしゆかとの出会いについては、かしゆかが”ASHに入る前に別のスクールに体験入学したときに、周りは年齢の上の子ばかりで心細かったところに、たまたま同い年のあ〜ちゃんから声をかけられた"と語っています。ところが、あ〜ちゃんがどういう気持ちでかしゆかに声を掛けたのかは、私の知る限り語られていません。
かしゆかがこのエピソードを「いきなり握手を求めてきた」とあ〜ちゃんの積極性をオチにして語るので隠れてしまってますが、ここからは想像ですが、実はあ〜ちゃんも同じだったのではないでしょうか。年上の子ばかりの中で見つけた同い年の女の子。ほっとしただろうと考える方が自然です。
そして、この出会いの体験がこの2人の関係の根底にあるような気がします。不安や心細さを共有してくれる存在。泣いているあ〜ちゃんに寄り添うかしゆかの映像がいくつもありますが、その時の2人は、同い年の相手を見つけてほっとしたあの時に戻っているのかもしれません。