そんな中の一つ、「ワンルーム・ディスコ」の曲をもらったときに、中田ヤスタカから何か説明なりコメントなりされたかという質問に対して、"特になかったが、でもタイトルをネットで検索してもヒットしないことを自慢していた"というような答えをしています。
3人は中田ヤスタカの変なこだわりみたいな捕らえ方をしている風ですが、これってタイトルをつけるときにSEO(Search Engine Optimization)的観点を加味してつけているということですよね。実際中田ヤスタカのプロデュースを見ていると、単にいい曲を作る人だけではなく、作った作品をいかにアピールしていくか(ありていにいえばいかに儲けるか)をちゃんと考えているなと感じることがあります。
ただ、中田ヤスタカがタイトルつけたときは検索でヒットしなかったとしても、現時点で「ワンルーム・ディスコ」でググるとPerfume関連のページがいっぱい出てくるんですよね。「ワンルーム・ディスコ」だけでなく「Dream Fighter」「love the world」もググると最初のページに出てくるのは、Perfume関係のものばかりです。いまやPerfumeの曲のタイトルにする事自体が最大のSEOといえるかもしれません。だから、実はあまりSEOを気にすることないんですよね。
(追記)
書いた後よくよく考えると、仮にビートルズとかあたりの超有名なスタンダード曲と同じタイトルをつけたとすると、検索結果がPerfume一色になるとは限らなくなります。現状、「ワンルーム・ディスコ」、「Dream Fighter」、「love the world」での検索結果がPerfume一色になるのは、むしろ結論は逆で、まさに中田ヤスタカのSEOの効果といえます。