2009年02月01日

泪の音

「東京少女日向千歩」で好演している日向千歩さんですが、多聞さんがブログに東京少女シリーズ起用の裏話を書いています。

女の泪・日向千歩の事
http://www.tvlife.jp/blog4/?p=170

それによると、元々は別のドラマの主役に起用するために、徳島にいた日向さんに上京してもらい、高校も転校してもらった。ところが、撮影が始まってすぐ日向さんがロケ地で大怪我をしてしまい、スケジュールの都合からやむなく主演を交代することになった。それを多聞さん自ら伝えた時のことを次のように書いています。

>話さない訳にはいかず、「降板」という言葉を使って主演の交代を
>伝えた。
>千歩の目からポタポタと大粒の泪が落ちた。
>「すいません、すいません」と泣きながら千歩は、怪我をして現場に
>迷惑をかけた事を謝っていた。
>泪が頬を伝うのではなく、彼女のひざに落ちた。
>「ポタッ ポタッ」と音がした。
>泪で音がするのを初めて知った。
>今回の降板は事故の所為で、「運が悪かっただけだ」と話せば話す
>ほど彼女は泣き続けていた。
>15分くらいの時間だっただろうが1時間以上に感じた。

その後、怪我が完治した日向さんに多聞さんがオファーしたのが、今回の「東京少女 日向千歩」だったそうです。

なんか、謎が解けたような気がします。今回の「東京少女 日向千歩」を見ていてつい物語に引き込まれる力。それは、日向さんのこのドラマにかけるリベンジの想いが画面を通して伝わってくるからなんでしょうね。
posted by nanno at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 丹羽多聞アンドリウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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