
「歌って!」といった後、あ〜ちゃんが左手を耳のところに持って行きます。

そこでアップになって、イヤーモニターをはずしているのがわかります。

直後泣きそうになるのをこらえているあ〜ちゃん。
観客の歌声を直に聞こうとしたんですね。で、はずしたとたん1万人の大合唱が聞こえてきて、思わず泣きそうになったと。
これ、曲の最後でイヤーモニターの必要がなくなったタイミングということを考えると、プロフェッショナルとして観客を楽しませるために、右足の痛みを隠して笑顔を振りまいていたあ〜ちゃんが、ステージ上で唯一自分だけのためにとった行動かもしれません。
そして、この見逃してしまいそうなほんのちょっとした仕草に込められた気持ちを理解し、映像に残したNHKの仕事がすばらしいです。
ついでに、もう一つNHK GJのカット。同じく「wonder2」で人前では泣かないのっちが、泣きそうになるのを必死にこらえてます。

僕はゴニョゴニョな場所でライブ映像を観ました。
武道館の中ではそんなことなかったのに、このライブ映像を観ている間、ずっと目が潤みっぱなしでした。
いいライブだったし、最高のパフォーマンスだったし、あの場所にいられて幸せだったなぁって。
nanさんのおっしゃるとおり、長くても2秒間隔のスウィッチングとかカメラワークには若干の不満が残るものの、比較的誰でも観やすい環境でPerfumeのライブを放映してくれたNHKは、もうそれだけでGJだと思ってます。
いらっしゃいませ。お越しいただきありがとうございます。
私も見ながら、自分もあの中にいたことを誇りに思いました。
基本的にはとてもいい番組だったと思います。ゴニョゴニョな場所でご覧になったということで、ご覧になったかわかりませんが、特にドキュメンタリー部分は、オープニングの舞台裏のシーンでのっちの「覚醒」コメントを使ったり、何気にBEE-HIVEスタジオがでてきたり、リハーサルで流れる曲がedgeだったりと、ドキュメンタリー部分はかなり”わかってる”人が作っているという印象です。
それだけにライブ部分のカメラワークは何故ああなってしまったのか不思議です。