この前のライブ以来、小島麻由美を流しながらパソコンを使ってたりするのですが、うちのSONIC STAGEは「こじままゆみ」のつぎが「こひるいまきかほる」だったりするので、これまた久しぶりに小比類巻かほるの「I'm Here」を聴いて、いいなぁと思ったりしてます。
小比類巻かほる「I'm Here」
この曲好きなんですが、何処がすきなんだろうと考えてみて改めて気づいたんですが、この歌詞ってダブルミーニングなんですね。
「I'm Here ここにいるよ」
失恋(?)を歌っているようでもあり、都会にすむ若者の孤独感を歌ったようにも読める。Perfumeの「Baby Crusing Love」が恋愛を歌っているようにも、人生を歌っているようにも聴こえるのに似ています。
もう一個思い出すのが、丹羽多聞アンドリウ作品の「東京少女 大政絢」の第2話「100万回の孤独」(http://w3.bs-i.co.jp/tokyogirl/story15.html )。この作品に、東京で孤独に暮らすアヤが壁に付いたシミに自分の姿を重ねる場面があるのですが、ラストシーンでアヤがそのシミの横に書く言葉が「I was here」。
考えてみるとこの2つの作品には20年くらいのタイムラグがあるわけで、”私はここにいる。誰かに気づいてほしい”というのは永遠のテーマなのかもしれません。