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Perfumeの不遇時代からの業界人ファンの一人、ダイノジ大谷が武道館の感想を書いています。
確かにそこで夢の香りがしたー俺とPerfumeと、ときどきDJ活動中ー
http://ohtani.laff.jp/blog/2008/11/perfumedj-ade3.html
自身の芸のことと、Perfumeとの関わりを、過去と現在の時制をごちゃごちゃに書かれているので正直わかりにくい、特に武道館公演を見てないと誤解をするんじゃないかと思われる部分もありますが、それだけ彼がPerfumeの武道館公演を見て刺激を受けた、いや、刺激なんて生易しいものでない、同じ芸を生業とするものとして感情を揺さぶられたことが読み取れます。
そんな中でも、この記述はなかなか簡潔にPerfumeの魅力を表現してるなと思いました。
>虚像でありながら、しっかりとプロフェッシャルな芸を魅せ、かつ
>その背景にある物語や展開まで売り物にし、仮説や虚飾を各自が
>楽しく共有してる。
>“涙のカリスマあ〜ちゃん”
確かに、あの涙には単なる涙もろい女の子という次元ではないパワーがありますが、それはやはりその裏にある積み重ねの重さにあるのではないでしょうか。
ところで、この武道館公演の1曲目「コンピュータシティ」の歌詞が引用されていますが、こうして改めて詞を見ると、この曲を1曲目に持ってきたというが意味深ですね。どこまで”完璧な計算”だったのかはわかりませんが。
>雲と雲の間を 突き抜けて 誰も見たことの ない場所へ
>夢の中で 描いていた場所へ ありふれた スピードを超えて
>もうすぐ、変わるよ 世界が もうすぐ、ぼくらの 何かが、変わるよ
写真は、ナタリーのライブレポート(http://natalie.mu/news/show/id/10807)から拝借した1曲目のコンピューターシティーの時の写真です。あの場にいた者なら、これを見ただけで鳥肌通り越してカバ肌ものです。